激増書庫

将棋と本についてのメモ

全集のカケラ

 戎橋のブコフで、オサレな函入りの『モンテ・クリスト伯』を見かける。中を確認したが、奥付や解説が欠けている。不思議に思うが、二割引セールにのせられて購入した。
 
 マクドで一休みし、この本を軽く調べる。
黒い箱には赤色の二冊。えーと、大して情報は増えなかった。帰宅後、箱に「KENSYU」「研秀」の文字を発見。ググってみる。

 次の紀要論文が参考になった。
田坂憲二(2006)「研秀出版『世界文学全集』の特色」『香椎潟』
https://ci.nii.ac.jp/naid/110006459660

 どうせ皆さん読まないから要点を並べると、
・学研の子会社。
・1970年代に全集を刊行。
・ただし、市場ではなく予約の直販。
公共図書館も揃えづらい。

 そして重要な点がある。

・『モンテ・クリスト伯』は三分冊。

 ……足りんやないか!

ネタ

 こんなツイートを見かけた。

「これって、リベラルは髪の毛があって、保守はハゲが多いという東浩紀さんの説と整合的じゃないか。 」
https://mobile.twitter.com/tomo_monga/status/980643577284849665 



ネット俗説に、
居飛車党は苦労が多く禿げる。振り飛車党はフサフサ」
というのがあった。



竹内久美子式にアレンジすると、
「男性ホルモンが多く攻撃的な人が居飛車党に加入する」
だろうか。



【本】
Richard Wrangham, Dale Peterson (1996)
“Demonic Males: Apes and the Origins of Human Violence”

男の凶暴性はどこからきたか

男の凶暴性はどこからきたか

オスとメス=性の不思議 (講談社現代新書)

オスとメス=性の不思議 (講談社現代新書)

ニュース

私的棋界ニュース

丸山忠久九段が「カロリーメイト」のCMに出演。

伊藤かりん先輩がアマチュア初段を奪取。誌上連載は終了するも将棋フォーカス司会は継続。

・『将棋の渡辺くん』〈3〉が面白い。クオリティが維持される。

棋譜検討009:角換わり

 本日の対局。棋譜は下部。
▲先手は私。
△後手は短期間で棋力を向上された方。私と同じランク。たぶん、来年には追い抜かれていそうだ。

振り飛車もチラッと考えたが、先手(端歩)一手パス角換わりを選択。
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・12手目△3二銀には、すぐ▲4五角と打とうとした。しかし、「一回目のチャンスは見送る」とのお言葉が脳裏をかすめたので見送る。
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  対局中は打ったところでどれほど得なのか判断できなかった。下図の局面からどうするか。
  f:id:Mandarine:20180322040339g:plain
・26手目△5一銀には安堵した。「後手から攻めません」宣言はありがたい。先手には手段が多い。
・不馴れな棒銀で、もたついた(かもしれない)。
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・50手目△4六歩と突き捨てるのは時期早尚か。代案は、飛車浮きor角打ち。
・54手目△4四銀左は機敏。歩得を活かすやり方を探す。
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・55手目▲3七桂で相手に動いてもらうことにする。
・61手目▲2九飛までくると先手陣の右辺が安定した。
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・64手目△8六歩は時期尚早に思える。代えて△5四歩と五筋攻めを狙うほうが確実。
・68手目△8六角も暴発。以下、B面を抑えて勝ち。
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開始日時:2018年03月17日(土)
手合割:平手
先手:わたし
後手:二段

▲7六歩 △8四歩 ▲1六歩 △8五歩 ▲7七角 △3四歩
▲6八銀 △4二玉 ▲2六歩 △7七角成 ▲同 銀 △3二銀
▲4八銀 △6二銀 ▲6八玉 △5二金右 ▲3六歩 △3一玉
▲2五歩 △3三銀 ▲7八玉 △3二金 ▲3七銀 △4四歩
▲2六銀 △5一銀 ▲6八金 △4二銀上 ▲1五銀 △2二銀
▲5六歩 △4三銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 銀 △2三歩
▲1五銀 △9四歩 ▲2六銀 △3三銀 ▲1五歩 △9五歩
▲3五歩 △4五歩 ▲3四歩 △同銀右 ▲3五歩 △4三銀
▲2五銀 △4六歩 ▲同 歩 △8四飛 ▲3六銀 △4四銀左
▲3七桂 △6四角 ▲5七角 △8二飛 ▲3八金 △7四歩
▲2九飛 △7三桂 ▲6六歩 △8六歩 ▲同 銀 △8五桂
▲6五歩 △8六角 ▲同 歩 △9七桂成 ▲同 桂 △8六飛
▲7七金 △8一飛 ▲8二歩 △同 飛 ▲7三角 △8一飛
▲9二歩 △同 香 ▲4五歩 △3三銀 ▲9三歩 △8六銀
▲9二歩成 △7七銀成 ▲同 玉 △8七金 ▲6七玉 △8六飛
▲9五角成 △9四歩 ▲8六馬 △同 金 ▲8一飛 △2二玉
▲8六飛成 〔…略…〕
111手で先手の勝ち

羅列005

 日本放送協会出版から2000年代に(むろん下二桁台に)、「哲学のエッセンス」というシリーズのもとで、薄くてカラフルな本がたくさん書かれていた。
 数冊読んだところ、入門書っぽさもあり、それを越えた部分もあり、私は難しさに苦しみつつも楽しめた。

 電子版を含めた一覧はここ。[https://www.nhk-book.co.jp/list/smallcategory-11001.html


【私が読んだもの】
プラトン ――哲学者とは何か』納富信留2002.11
ベルクソン ――人は過去の奴隷なのだろうか』金森修 2003.09
ウィトゲンシュタイン ――「私」は消去できるか』入不二基義 2006.05
西田幾多郎――〈絶対無〉とは何か』永井均 2006.11