激増書庫

将棋と本についてのメモ

羅列002

 太田出版の『at プラス』シリーズが休刊するというニュースを聞いた。連載を書籍化したのをいくつか読んでいたので、自分用に並べておく。18号から26号は人物表紙になっている。
 ※作成中


〇季刊誌『at (あっと)』(00~15)
  上野千鶴子柄谷行人[編]
00 『季刊at 0号』<特集> もう一つ(オルタナティブ)の「回路」を求めて  
http://www.ohtabooks.com/publish/2005/05/11202634.html

01 (特集1)「バナナから見える世界」 (特集2)「始めるオルタナティブ、使えるオルタナティブ
http://www.ohtabooks.com/publish/2005/09/28202728.html

02 特集「新しい協同の時代へ」
http://www.ohtabooks.com/publish/2005/12/19202732.html
 
 ……中略……

13 『季刊at 13号』 「ケア・介護の協同的あり方へ」
http://www.ohtabooks.com/publish/2008/09/27115056.html

14 『季刊at 14号』 〈大特集〉世界恐慌と農民・労働者の活路――生活防衛策としての21世紀型「労農連帯」をめざして――
http://www.ohtabooks.com/publish/2008/12/20100000.html

15 『季刊at 15号』 【特集 賀川豊彦 その現代的可能性を求めて】
http://www.ohtabooks.com/publish/2009/04/02095616.html



〇『at プラス』(01~31)

01 【特集】資本主義の限界と経済学の限界
http://www.ohtabooks.com/publish/2009/08/04125337.html

02 【特集】21世紀の市民社会 新しい共同性の論理
http://www.ohtabooks.com/publish/2009/11/05000000.html

03 【特集】生きるためのアート
http://www.ohtabooks.com/publish/2010/02/06112237.html

04 【特集】エコノミストはなぜ経済成長の夢を見るか?
http://www.ohtabooks.com/publish/2010/05/08000000.html

05 【特集】コミュニティへの構想力
http://www.ohtabooks.com/publish/2010/08/07171905.html

06 【特集】『世界史の構造』を読む
http://www.ohtabooks.com/publish/2010/11/09000000.html

07 【特集】ケアの社会学入門
http://www.ohtabooks.com/publish/2011/02/09152836.html

08 【特集】瀕死の建築http://www.ohtabooks.com/publish/2011/05/10151958.html

09 【特集】震災・原発と新たな社会運動
http://www.ohtabooks.com/publish/2011/08/09181230.html

10 【特集】現代社会の理論と『可能なる革命』
http://www.ohtabooks.com/publish/2011/11/08172529.html

11 【特集】帝国としての中国
http://www.ohtabooks.com/publish/2012/02/08145101.html

12 【特集】日本思想のユーティリティ
http://www.ohtabooks.com/publish/2012/05/09000000.html

13 【特集】宗教の未来
http://www.ohtabooks.com/publish/2012/08/08181608.html

14 【特集】社会の起原 福岡伸一大澤真幸
http://www.ohtabooks.com/publish/2012/11/08000026.html

15 【特集】『哲学の起源』を読む 柄谷行人+國分功一郎
http://www.ohtabooks.com/publish/2013/02/08165414.html

16 【特集】アベノミクスの功罪 水野和夫、山形浩生
http://www.ohtabooks.com/publish/2013/05/08185812.html

17 【特集】可能なる民主主義と投票
http://www.ohtabooks.com/publish/2013/08/08153042.html

18 【特集】柳田国男と遊動性 
http://www.ohtabooks.com/publish/2013/11/08112510.html

19 【特集】公開性と秘密 
http://www.ohtabooks.com/publish/2014/02/08161008.html

20 【特集】借りの哲学
http://www.ohtabooks.com/publish/2014/05/08161202.html

21 【特集】憲法の条件
http://www.ohtabooks.com/publish/2014/08/08115236.html

22 【特集】国家とアイデンティティ
http://www.ohtabooks.com/publish/2014/11/08164924.html

23 【特集】21世紀の資本論
http://www.ohtabooks.com/publish/2015/02/07155934.html

24 【特集】皇后・沖縄・イスラームhttp://www.ohtabooks.com/publish/2015/05/08161804.html

25 【特集】東京祝祭都市構想 2020年東京五輪に向けて
http://www.ohtabooks.com/publish/2015/08/08161804.html

26 【特集】シニシズムを越えて
http://www.ohtabooks.com/publish/2015/11/06163941.html

27 【特集】現場を生きる
http://www.ohtabooks.com/publish/2016/02/05113044.html

28 【特集】生活史
http://www.ohtabooks.com/publish/2016/05/06111349.html

29 【特集】保育
http://www.ohtabooks.com/publish/2016/08/05165121.html

30 【特集】臨床と人文知
http://www.ohtabooks.com/publish/2016/11/04165444.html

31  【特集】他者の理解
http://www.ohtabooks.com/publish/2017/02/06112342.html

32 【特集】人間の未来
http://www.ohtabooks.com/publish/2017/05/08114233.html

―――まで。

記事いくつか

 2017.06.09の日経新聞から一部引用。

《ブラジル》王将戦=14歳VS84歳の真剣勝負=患苦の青木八段、一手差制す=勝負の分かれ目は「気迫」
http://www.nikkeyshimbun.jp/2017/170609-71colonia.html

 ブラジル将棋連盟主催の『第45回全伯王将戦大会』が先月28日、リベルダーデ区の同連盟会館で開催された。本戦決勝には、14歳の加藤修仁君(東京、当地五段)と84歳の青木幹旺さん(群馬、当地八段)が進出し〔……〕。
 同大会では当地五段以上の免状保持者が参加可能な本戦と、それ以下の段位者向けの段位戦が行われる。今回の本戦参加者は12人。注目を集めたの
は、なんといっても年齢差70歳の対局だった。
[引用了]



 藤田さんの熱い連続ツイート。ツイッターされたるのを初めて知りました。
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痺れました。
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地球でもっとも碁の強い男(柯潔)。
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青野流について丁寧に答えるitumon 。
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ある局面。75%で石田流の将棋だったと予想。
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ことば002 銀を上がる

 こんなツイートを見かけた。

https://mobile.twitter.com/murase_yodan/status/869934170847367169

“  将棋に関する社内からの問い合わせあるある③
「『○○は銀を上がった』(自動詞)という表現は変じゃないの? 『○○は銀を上げた』(他動詞)では?」
言われてみるとそうなんですけど、そう言うんですよね… ”


https://mobile.twitter.com/kenteki/status/804163028316917760
涓滴 @kenteki
銀を動かすのは自分だけど、銀が動いた瞬間に盤上で戦う駒たちの世界に意識が移るのかしら……
午後0:19 · 2016年12月1日



 なんという認知言語学な案件でしょうか。



 ということで、おすすめ本。

メタファー思考 (講談社現代新書)

メタファー思考 (講談社現代新書)

新編 認知言語学キーワード事典

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コーパスを活用した認知言語学

コーパスを活用した認知言語学

認知言語学原理

認知言語学原理

ことば001 見損ねる


 会話やwebで「見損ねる」を聞くようになった。味噌をこねて何を作んねん。と会話中に思い、それもアリかと思い至った。なんにせよ私が触れたことのなかった表現なので、数ヶ月ほど気にかかっていた。そして、先月の引っ越し以来封印していた国語辞典をやっと解放したこの機会に、頭の整理をしておこうとおもう。



 候補
 まずは類義語や似た表現を素手でざっとあげる。

 1 見落とす 
 2 見過ごす
 3 見逃す
 4 見損なう

 くだんの味噌捏ね表現は、4において「損なう」ではなく「損ねる」の方が口語っぽいので、そっちを採用してしまう現象なのでしょう(おそらく)。
 なお、両者の比較はおいときます。

 

 マイ辞書によれば……

1  見落とす  他動詞・サ行五段活用 
  見ていながら気付かずに過ぎる。見る機会をのがす。看過する。
   「母親は見ぬ風(フリ)をして見落しなく見ておくから」四迷〔浮雲


2  見過ごす  他動詞・サ行五段活用
 a 見ていながら、それに気付かないでいる。見落す。 
 b 見ていながらとがめだてせず、そのままにしておく。
 c 見て行き過ぎる。
   「いと苦しげなる有様をば、小常(コツネ)はさすがに見過ごしかねて」逍遙〔当世書生気質


3  見逃す  他動詞・サ行五段活用
 a 見る機会を失う。見落す。
 b 見ていながら気がつかない。
 c 見ていながら許して逃がす。
   「之を見逃す位なら始めから教師にならん方がいゝと思ひます」漱石坊っちゃん


4  見損なう  他動詞・ワ行五段活用
 a 見間違う。他のものと誤解する。 
 b 評価を誤る。 
   「教頭の所へ御機嫌伺ひにくる様なおれと見損(ミソクナ)つてるか」〔坊っちゃん
   「そんなにお前は私を見損つて居たのか」藤村〔飯倉だより〕
 c 見る機会を逃す。見はずす。 


 ついでにコトバンク召還
https://kotobank.jp/word/見損なう-638291




 きっと誰かが誤用を嘆いているはずなのでGoogle検索。
 
・知恵袋……https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1477883089
 2011年の質問。味噌捏ね表現はスルーしている。回答者のアドバイスがずれている。




 辞書のつぎは使用例

 少納言を使いました(あなたは 696783 人目の検索者です)。無料のコーパスに感謝。
 私の不安定なネット通信環境のもと、今回の
検索条件は次の通り。
  検索文字列:見損ねる
  対象:書籍、雑誌
  期間:2000年代

 しかし、何も引っ掛からない……。
 ここまで読んでみて気になった皆さんも色々試してほしい。白書やYahoo ブログを対象にいれれば、結果が変わるかもしれない。



 40歳の上司も、早稲田卒の棋士も使ってるし、表現の揺れの範囲内ということにします。もう眠いんです。
 味噌捏ねを御用だ誤用だ! という人がいたら宥めてあげてください。

棋譜検討008:相振り飛車

かつて将棋年鑑で並べた棋譜


転載元:https://shogidb2.com/games/94ce6b08d7e946a46f567bcffa08c42c5fb0f55d


開始日時:2014/08/27
棋戦:順位戦
場所:東京将棋会館
手合割:平手
先手:窪田義行
後手:高橋道雄
戦型:相振飛車

▲7六歩 △3四歩 ▲6八飛 △1四歩 ▲1六歩 △8八角
▲同 銀 △2二銀 ▲7七銀 △3三銀▲3八金 △2四歩
▲3六歩 △2五歩 ▲2八銀 △3二金 ▲3七銀 △4四銀
▲5八金 △3三金▲4六歩 △2二飛 ▲4七金 △7二金
▲8六歩 △6二銀 ▲8五歩 △3五歩 ▲4五歩 △同 銀
▲3五歩 △7四歩 ▲8八飛 △7三銀 ▲6六銀 △5四銀
▲4八玉 △6四歩 ▲3九玉 △6二王▲3六銀 △6五歩
▲7七銀 △4四歩 ▲3七桂 △4三金 ▲2五銀 △7一王
▲3六銀 △4五歩▲6八銀 △6六歩 ▲同 歩 △5八角
▲4八玉 △7六角成 ▲7七銀 △7五馬 ▲5六金 △8二王
▲7六歩打 △6四馬 ▲6八銀 △4六歩 ▲8四歩 △同 銀
▲7七桂 △2六歩打 ▲6七銀 △2七歩成▲同 金 △4四金
▲2六歩打 △3四歩打 ▲6五歩 △7三馬 ▲8五歩打 △9五銀
▲3一角打 △2三飛▲4二角成 △3五歩 ▲2五銀 △5五銀
▲6四歩 △同 馬 ▲5一馬 △8六銀 ▲6五歩打 △7七銀
▲6四歩 △8八銀 ▲6三歩成 △同 金 ▲8四歩 △同 歩
▲6一馬 △6八飛打 ▲5八銀 △7二桂打▲5五金 △同 金
▲5九銀打 △7八飛成 ▲7一角打 △7三王 ▲3四馬 △4七金打
▲3九玉 △7九竜▲2三馬 △5九竜 ▲2八玉 △5八竜
▲1七玉 △3七金
まで116手で後手の勝ち