読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

激増書庫

将棋と本についてのメモ

骨の髄まで 1

雑記

 

 極端な世間知らずだった私は、大学初年度には色々なカルチャーショックを受けた。些細なもの(吐くまでビールを飲む催しをする未成年とか)は置いといても、最大の衝撃は、頭よさげな人との会話の中で起きたやつだ。

 5月ごろ、勉強会チックなサークルの幹部と雑談していた。たしか社会保障の話題を振られたので、しどろもどろになりながら(覚えたてのベーシック・インカムとかも交えて)、なんとか返事をした。これぞインテリのような風貌の幹部はしばらく笑っていた。余裕の間である。がんばって喋ってた私が馬鹿みたいじゃないですか。

 しばらくして私の同級生が、「生活保護の不正受給がニュースになっていた」とそちらにフォーカス。

 幹部曰く

 「まあ、そういう生活困窮者とか低所得者っていうのは、概ね努力が足りなかった人だからね」

 「そこに政府から援助を行うなんて僕は納得できない」

 「君たちもそう思うよね」

と。

 

 頑張る私が反論するも、軽くあしらわれてしまった。このときの幹部の論拠は「自己責任だから」だった。